9月29日、三菱UFJFG(フィナンシャル・グループ)は、米大手金融機関のモルガン・スタンレーに最大で21%出資することを決め、両社が最終合意したと発表したようです。
出資総額は約90億ドル(約9500億円)で、日本の金融機関による外国金融機関への出資としては過去最大規模。内訳は約30億ドルを普通株式9.9%、約60億ドルを普通株への転換権が付いた永久優先株式をそれぞれ取得して筆頭株主になるとのこと。
三菱UFJは、当初1ヶ月程度かけて資産査定をする方針だったようですが、市場が急激に変化する中、合意を急ぎたいモルガン側の事情に配慮してスピード合意したとみられます。出資は関係各国当局の認可を得た上で近く実施するとか。
三菱UFJが躓くのではないかと気がかりです。そうなれば、メガバンクと言えども三菱東京UFJ銀行が転ぶ事になるでしょうから。
今回のアメリカ発金融危機は、米国投資銀行(証券会社)のモルガン・スタンレーなどが抱える膨大なリスク資産が直接の原因で、其れによる多額の損失額だったはずです。
その損失総額は、未だに明らかになってはいません。スイスのメディアによれば、およそ1000兆円という報道もなされています。
つまり今後の決算で、新たな損失が判明する可能性が極めて高い相手と手を組んだと言わざるを得ないのです。
然も、米国の住宅系金融機関の債券を、およそ3兆円も抱え込んでいるのですから。
まさに、モルガン・スタンレーという泥舟に飛び乗ってしまったのではないでしょうか。そうでない事を祈るばかりです。
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