2月18日、厚生労働省は薬害C型肝炎問題で、血液製剤「フィブリノゲン」に別の薬品を加えて製造され、手術時の止血や縫合用接着剤として「フィブリン糊」を使用していた医療施設名を公表する方針を決め、田辺三菱製薬に協力を要請しました。
2001年に厚労省は、フィブリノゲンによる肝炎感染の実態を把握するため、最初の使用報告命令を出しました。2002年3月、旧ミドリ十字を受け継いだ三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬)は、フィブリノゲンの推定使用者数などとともに、医師401人がフィブリン糊を心臓外科など23診療科で使っていたと最終報告しましたが、医師所属の施設名は明らかにされませんでした。
田辺三菱製薬が保管していたのは、2001年にウェルファーマ社が、「糊」の材料でもあるフィブリノゲンを納入した医療機関の医師を対象に調べた記録だそうです。
「糊」として使った経験があると答えた全国の401人の医師が所属する医療機関名、診療科名、使用した疾患名、使用した時期、使用した患者数、患者の肝炎発生の有無などを書面に記入していたもようです。
もっと早く公表していれば、肝炎を発症した患者さんたちの対処の仕方も、もっと違っていたでしょうに。
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