2月21日、第3管区海上保安本部(3管)は、清徳丸や僚船とあたごの「位置関係」「双方の回避行動の有無」などが明確に裏付けられると見られていた、あたごのレーダー記録が保存されていなかったと発表しました。
3管の調べによると、
イージス艦は演習時などにはレーダー記録を残すが、通常の航行時には記録しないこともあるそうで、あたごが最初から記録していなかったのか、事故後に何らかの原因で消えたりしたのかについて、艦橋や戦闘指揮所(CIC)などにいた当直員から事情を聴いている模様です。
3管は記録が無いことから、あたごから押収した海図や航海日誌、艦橋にある全地球測位システム(GPS)のデータを基にした「航法装置記録」、清徳丸や僚船のGPSデータを合わせて分析し、双方の航行状況の特定を急いでいるとのこと。
航法装置記録からは、艦船の位置、速力、針路などが詳細に割り出せるそうです。
記録が無い以上、あたごが最初から記録していなかったことを願いますが、穿った見方をすれば、
イージス艦は、米軍の中でも最高機密に属する艦船で、その戦闘能力や探知能力をアメリカは、極秘としたいはずです。特に、こんなお間抜けな(漁船との)衝突事件で、防空システムを担う高性能レーダーの実力の一端を曝されたくはないでしょう。
以前のイージス艦機密情報漏洩事件が、あたご乗員の脳裏をかすめたのではないかと不安です。アメリカに特段の配慮をしていないことを、切に願うばかりです。
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