2007年8月、厚生労働省は「各自治体で検査の扱いに差が生じれば消費者の不安と生産・流通現場の混乱を招く」として、2008年8月以降、生後20ヶ月以下の牛のBSE検査に対する補助金が打ち切られる事を理由に、20ヶ月以下の牛の検査を終了するよう求める通知を各自治体に出しました。
2008年7月末までは、都道府県が実施している国産牛のBSE全頭検査で、生後20ヶ月以下の牛の検査に対して、国が全額を補助する措置が取られています。
しかし、08年8月以降、検査打ち切りを決めた都道府県は無く、全国一斉の検査終了を求めていた厚生労働省通知は無視された形となりました。
国と自治体の安全に対する意識の差が浮き彫りとなったのでしょうか?
ある自治体の担当者は、「国の説明が不十分」と指摘しています。
2007年10月2日付の毎日新聞は、BSE全頭検査は税金の無駄として、次のようにこの問題を報じています。
BSEの原因となる異常プリオン蛋白の「存在する部位が異なる」4頭の感染牛を図示して、如何に、検査が安全性を確保する手段にならないかを説明しています。
現在、食肉処理場で行っている検査法は、「延髄」という牛の脳みその一部を取って、そこに異常プリオンが見つかるかを調べている。この検査法では、異常プリオンが「脊髄」や「腸」、「舌扁桃」にあったり、脳内蓄積量が少ない場合には、感染は発見できない。このため、全頭を検査しても、4頭のうち3頭は市場に出荷されている。
特に若い牛だと発見できる可能性がゼロに近いため、厚生労働省は2年前「20ヶ月以下の牛は検査対象から外す」とした。しかし、自治体から全頭検査の継続要望が強く出され、結局、検査費用に補助金を出し、全頭検査が続いている。
では、何が安全性の対策かといえば、主に危険部位の除去と飼料規制だ。日本の食肉処理場でも危険部位を除去しているが、気がかりなのが「ピッシング」と危険部位の舌扁桃だ。
ピッシングは牛が暴れないよう頭部にワイヤ状の器具を差し込み、脳組織を破壊する作業だ。もし感染牛にワイヤを差し込むと異常プリオンが血液に流れ、肉を汚染する可能性があるため、欧米では絶対禁止となっているが、日本ではいまだに半分近い処理場が実施している。
舌の奥にある扁桃は、欧米では切除法を決めて大幅に切除しているが、牛舌を食べる習慣のある日本では統一した切除法がなく、どこまできっちりと除去されているかは不明だ。危険部位の背骨とその神経組織も食肉処理場の外まで流通しているが、どこでどう廃棄されているかの実態報告はない。こういう肝心な点の議論が疎かにされてきたのは、全頭検査への過信があったからだ。
国は、安全確保の責任を都道府県に負わせようとするのを潔く止め、国が、はっきりと全頭検査の限界を国民に説明するべきでは。と思うのですが。
関連記事:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080302-00000010-mai-pol
日本国内でのBSE感染牛の頭数、ご存知であろうか?、、、。
政府発表(農林水産省、厚生労働省)では「34頭目」などと公表しているが、この事は「真っ赤なウソ」である。
その証拠を下記に記します。
日本国内でもBSE(狂牛病)が、大量発生している!その他。
http://www.c-player.com/ac84381/thread/1100062805197
仮に異常プリオンが検査ですり抜けてとしても、「全頭検査」を行なっておく場合の方が、病牛を発見しやすいと言う事になる。
無意味だと言う論者もいるが、「もし全頭検査を行なわない」とすれば、この状態では「病牛多くいても」、当たり前だが「全く発見出来ない」と言う事になる。
BSE感染牛がそのまま流通、、、「更には食卓へ」、と言う事になる。
現在の「米国の現実、実態」に当てはまる。
又、異常プリオンの蓄積については、特定危険部位である「脊髄」や「腸」、「舌扁桃」に多く溜まっているが、通常の「筋肉」からも異常プリオンは検出されている。
牛が異常プリオン含有の餌を摂取すれば、異常プリオンは口から胃へ、更には腸へ到達。
その後、腸の血管に入り、全身に行き渡る。
筋肉には血管があるが、その血流は比較的、勢い良く流れており、その為、異常プリオンが「定着」更には「増幅しにくい」と個人的には考えている。
新聞の「全頭検査は無駄」と言うのは、個人的に考えた場合、「国内外(日本とアメリカ)」において「病牛が大量に存在」(病牛が多すぎるので検査しても意味が無い)している事を記者が知った上で、(半分あきらめて)記事にしているのであろう。
!!!衝撃!!! 「米国内」で「へたり牛」、「食用に」!!
http://www.c-player.com/ac84381/thread/1100063698568
基本的には、「ほとんどの牛が危ない」と言う事であろう、、、。
ピッシングについては基本的に言えば、汚染している「肉骨粉」や「代用乳」を与えていない「健康な牛」であれば何ら問題はないが、「ピッシング禁止」と言う事を「逆手に考えてみる」と、その農場には「BSE感染牛が存在」すると言う事も言える。
基本的にこの「BSE感染牛隠蔽問題」は日本だけでの問題ではない。
特に米国農務省や国内にある米商工会(ACCJ)なども「米国牛は安全だ!」などの「嘘のロビー活動」を行ってきたが、少し前の米国内での「へたり牛が流通、、、更には食用に!」と言う事が世界中に暴露され、危険な食料だと言う事が証明された。
個人的にはそう思うョ。